俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
真子んちの冷蔵庫なんて開けるの初めてなんだけど…。
勝手にすいません…おばさん…。
なんとか冷凍庫から見つけ出した氷を持って、また真子の部屋に向かった。
明日から真子、きっと車登校だよなぁ。
朝一緒に行けないかもな…。
寂しいけど、仕方ないし。
少しの間だから我慢。
「真子ー…タオル貸して………っえ?」
そういいながらドアを開けた瞬間、急に真子が俺の胸に飛び込んできた。
一気に心拍数が上がったのが、自分でもわかる。
「真子…?どうしたの?」
「わかんない……けどなんか…っ、氷取りに行った間だけでも離れてるのが寂しくなった…っ」