俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
俺にぎゅうっとしがみついて、離れようとしない。
な、な何で?!
何で今日の真子はこんなに素直なんだ?!
しかもいきなりすぎて…気が動転してる。
「瑠偉に…いっぱい迷惑かけた…。ごめんなさい」
「……や…、ていうかまだそんなこと言ってんの? そのことはもういいって…」
子どもみたいになった、真子の頭をゆっくり撫でる。
「足、冷やしたいから離れて?
それからタオルで氷包むからタオルも貸して欲しいんだけど…」
捻挫って、なるべく早く冷やした方がいいって聞いたことあるし…。
真子をベッドに座らせてから、タオルで包んだ氷を置いた。
一日も早くよくなるといいけど…。