俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
フラフラしてる真子を支えようと手を伸ばしたら、振り払われた。
「真子なにやって…」
「黙ってろって言わなかった?あたし」
「ごめんなさい」
やっとバランスが安定すると、前から軽く深呼吸が聞こえた。
……深呼吸…?
なんで?
真子の行動が意味不明だったけど、じーっと見てたら、
真子の顔が近づいてきて…
俺の唇に何か当たった。
ちゅって…音がした…。
……えっ。
これってまさか………っ!
「真子……っ」
「2教科はクリア出来なかったけど…瑠偉が頑張ってたの…知ってるから…ご褒美…」
俺泣きそう…。