俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
「好き」
「もう何回も聞いた」
「真子が好きすぎて俺の部屋に閉じ込めたい」
「……いつからヤンデレになったの」
「全部真子のせい」
部屋に閉じ込めたいのは冗談だけど、それくらい真子が好きで
真子しか考えられなくて
俺には真子しかいないんだ。
ここが学校だってことも忘れて、俺はしばらく真子の温もりを確かめた。
いや、真子はここが学校だって忘れてなかっただろうけど。
もうちょっと俺のワガママに付き合って。
好きが止まらないから
溢れ出して止まんないから
「真子…俺の愛、全部受け取ってね」
「…ん。あたしの愛にして全部返してあげる」
今度は、俺の嬉し涙が止まんなくなった。