俺の彼女が可愛すぎて辛いんですけど
でも、真子はしゃべれないから俺が何をしていいかまったくわからず。
とりあえず、真子が俺から離れたら…もう一回ちゃんと謝ろう…。
「ま…」
真子、と呼びかけようと思ったら、真子はすごい勢いで俺から離れて、メモとボールペンを手に取った。
ものすごく、殴り書きだったけど。
俺の目の前にメモを突きつける真子。
どうだ、と少しどや顔も含まれている。
【くすぐったい。でも楽しかった。でも謝れ】
ぶはっ
謝れって!!!!
なんだかその、命令口調でさえ愛しいよ。