君を助ける十の言葉
14歳の夏。
蝉の声が外に響いている日。
君と出会った。
ミーンミーンミーーーーン
「・・・暑ッ!!」
今日はすごく暑い日なようだ。
冷蔵庫からアイスを取り出しながら、
咄嗟にテレビを付け気温を確かめる。
『えー、ただいまの東京都周辺の気温は32度という今年の気温では最高日という記録です。熱中症には水分補給をしっかりするなど十分な対策を取るよ_ピッ』
「32度か・・・・どうりですごく暑いんだな。」
アイスを舐めながら言う。
「こーら、今日は検査の日なんだから冷たいものは駄目だよ!」
そう言ってきたのは近所で幼馴染のひより。
「だって暑いじゃん・・・」
「ダメだって!もー」
そう、今日は検査の日で本当は冷たいものは食べちゃ駄目なんだよね(笑)
「早く支度して!検査にいくよ!!」
「はーい」
もうそんな時間か・・・
ちなみにひよりと行くのは親が共働きなため。
私の検査代は高いらしい。
一回で5万する。
それを1ヶ月ごとに最低でも5回しなきゃいけないという大病なのだ。
とても父だけで働けるわけが無い。
「じゃ、行こっか!!」
ひよりが笑顔でそう言ってきた。
「分かった、行こっ」
病院までは100Mぐらいしかないからすぐ着いた。
蝉の声が外に響いている日。
君と出会った。
ミーンミーンミーーーーン
「・・・暑ッ!!」
今日はすごく暑い日なようだ。
冷蔵庫からアイスを取り出しながら、
咄嗟にテレビを付け気温を確かめる。
『えー、ただいまの東京都周辺の気温は32度という今年の気温では最高日という記録です。熱中症には水分補給をしっかりするなど十分な対策を取るよ_ピッ』
「32度か・・・・どうりですごく暑いんだな。」
アイスを舐めながら言う。
「こーら、今日は検査の日なんだから冷たいものは駄目だよ!」
そう言ってきたのは近所で幼馴染のひより。
「だって暑いじゃん・・・」
「ダメだって!もー」
そう、今日は検査の日で本当は冷たいものは食べちゃ駄目なんだよね(笑)
「早く支度して!検査にいくよ!!」
「はーい」
もうそんな時間か・・・
ちなみにひよりと行くのは親が共働きなため。
私の検査代は高いらしい。
一回で5万する。
それを1ヶ月ごとに最低でも5回しなきゃいけないという大病なのだ。
とても父だけで働けるわけが無い。
「じゃ、行こっか!!」
ひよりが笑顔でそう言ってきた。
「分かった、行こっ」
病院までは100Mぐらいしかないからすぐ着いた。