君を助ける十の言葉
とても大きい病院で、利用者は結構いる、

カードはもう出していて今は待っている時間。

椅子に座っていたら、急に体全体が痺れるように痛くなってきた。

「・・ぅ・・ぃッ・・たぃ・・・ッ」

ひよりがびっくりしてこちらを向き、

「沙織ッ!?大丈夫?!誰か医者を呼んでくださいッ!!誰か・・早くっ!!助けてくださッ__」



そこで私の意識は消えた______
















気がついたら、真っ白なベッドの上に横たわっていた。

私あれから・・・・・

横にはひよりが一筋の涙を流しながら寝ていた。

「ひより・・・・・ありがとう。」

毎回ひよりには助けてもらってる。

感謝しなきゃね。

外を見るともう夕方みたいで、薄暗かった。

「もう一日が終わっちゃうね・・」

独り言を呟いた。

ガラッ

扉が開く音がした。

先生か・・・

「沙織さん、寝ている時に検査しましたが・・・よく耐えましたね。危ないところでした。そちらにいるお嬢さんのおかげです。」ニコッ

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