守ってくれますか?
ステージ裏side.


「す、すごい!お姉ちゃん!!」
ルリが興奮気味に言った。


「ほ、ホントだね・・・」
「お、おう、すげえ・・・」

ぽたぽた。ぼたぼた。

「・・・大丈夫?2人とも・・・・鼻血、すごいよ?」

実は、ユウとイサムは、ヒカリのさっきのお色気作戦を見て、鼻血を大量噴射してしまっていた・・・・。

「お、俺には刺激が強すぎたみたいだぜ・・・」
と、イサム。
「ぼ、僕もちょっと・・・」
と、ユウ。
「あ、あははは・・・」
ルリは苦笑い。

「に、したってさあ。まさか、あの無自覚お姉ちゃんがお色気作戦、なんてねえ。予想外だった~。」
「だよね。僕もまさか、キレイなのにも、かわいいのにも、スタイルいいのにも、まったく気づいてない姉さんが、あんなことするとは・・・」
「他にアピールおもいつかなかったんじゃね?」

「「そうだと思う」」

「姉さんに、無理、させちゃったよね・・」
「うん・・・ごめんね、お姉ちゃん。」
「悪い、ヒカリ姉ちゃん・・・。」



「「「ありがとう。」」」



                     ステージ裏side, end.

< 11 / 598 >

この作品をシェア

pagetop