守ってくれますか?

「・・・・一緒に、ナオ様のベッドで、くっついて寝ました////」

「ええええええええ!!!!??」

な、ナオ!?


「ちょっと、ヒカリ、それマジ?」

「は、はい。やっぱり、私なんかが一緒のベッドで寝たなんて、大問題ですよね?
・・・・罰とか受けないですむといいんですけど。」


「ヒカリ、ソコで途方にくれないで!!問題ソコじゃない!ソコじゃないから!!」

「え?じゃあ、どこですか?」

「・・・とりあえず、そもそもなんでナオと一緒に寝ることになったの?」

そこからだ、まずは。


――・・・だいたい、ありえないんだ。

女嫌いのナオがベッドに女寝かせるなんて。

・・・しかも、一緒にナオも寝たなんて。

前代未聞だ。


「・・・・んーと。ナオ様がこっちで寝ろみたいなことを言ったからでしたかね?」


!!!!!

ナオ、お前、マジかよ!?

そこまでヒカリに惚れてんのか?


俺は驚きで声も出なかった。




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