守ってくれますか?
「でも、手首が少し・・・」
手首を見て、途中で口をつぐんだ。
ヤバイ。ホントにヤバイ。
両方の手首が揃いも揃って、グロテスクな紫色に変色している。
こんな手首をナオ様に見せて、不快にさせてはいけない!
私はささっと手首を自分の背中に隠す。
「なんでもないです!すみません、気のせいでした~☆」
はははーと、私は笑う。
だけどやっぱり、ナオ様は鋭い。
怪訝な顔をしている。
「手首がなんだ?ヒカリ。」
低い声。
わあ、怖いー・・・
「なんでもないですー」
「なんでもないなら、なぜ隠す?」
「ちょっと汚れてまして・・・」
「見せろ。」
「見せるものでは・・・・・」
私の言葉を最後まで聞かず、ナオ様は強引に私の腕を引っ張り、手首を見た。
見たとたん、開かれる両目。
そして、眉間には深いしわ。
あああ・・・
不快にさせてしまった・・・・・
手首を見て、途中で口をつぐんだ。
ヤバイ。ホントにヤバイ。
両方の手首が揃いも揃って、グロテスクな紫色に変色している。
こんな手首をナオ様に見せて、不快にさせてはいけない!
私はささっと手首を自分の背中に隠す。
「なんでもないです!すみません、気のせいでした~☆」
はははーと、私は笑う。
だけどやっぱり、ナオ様は鋭い。
怪訝な顔をしている。
「手首がなんだ?ヒカリ。」
低い声。
わあ、怖いー・・・
「なんでもないですー」
「なんでもないなら、なぜ隠す?」
「ちょっと汚れてまして・・・」
「見せろ。」
「見せるものでは・・・・・」
私の言葉を最後まで聞かず、ナオ様は強引に私の腕を引っ張り、手首を見た。
見たとたん、開かれる両目。
そして、眉間には深いしわ。
あああ・・・
不快にさせてしまった・・・・・