守ってくれますか?
うっわ~

無理無理・・・


ナオ様は一国の王子様だよ?

そんな人に食べさせてもらうとか・・・



・・・うん。

確実にじいやさんから、冷たーい瞳を向けられる・・・




「ナオ様にこんな事させられません。あ・・・むぐっ」


・・・なんて事だ・・・


『あの、ですからおやめください。』の、『あ』のところで、ナオ様にご飯を入れられてしまった・・・


不覚っ!!!



まあ、でもとりあえず頂こう・・・


もぐもぐ、もぐもぐ・・・




・・・・わあ!

「おいしいっ!!!」


すごい!

これがシェフの力!!!



って言っても、当然だよね。

この食事・・・ナオ様用に作られたものだし。


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