守ってくれますか?
「そうか。良かった。」

ナオ様がにっこり微笑んでいる。


・・・ああー
カッコイイ~・・・・・

やっぱ美形だぁ。
羨ましい・・・


・・・じゃなくて!!



「ナオ様!私はもういいので、どうぞお食べください!!」

心臓が、もちません!!!


するとナオ様は私の顎をくいっと持ち上げた。


「いや、俺はいい。ヒカリが食べろ。」

「いえいえ!私は食堂でヒヨちゃんに食べさせてもらうので!」


私が言うと、ナオ様が眉間にしわを寄せた。



「いつも、ヒヨリに食べさせてもらってるのか?」

「え?いや、時々違う人も・・・」

「・・・男にも、食べさせてもらったのか?」


なんでナオ様はそんな事聞くんだろ?



「はい。男の人にも数回食べさせてもらいました。」


とりあえず答えると、ナオ様は、さらに険しい顔をした。



・・・どうしたんだろ?

< 180 / 598 >

この作品をシェア

pagetop