守ってくれますか?
アンリ様が私の顔をひっかく。

そして、私の鳩尾を殴った。


「・・・くっ!!!」

私は呻く。


「ヒカリッ!!!」
「ヒーちゃんっ!!!」

ナオ様とカー君が叫び、私とアンリ様を力ずくで引き離した。


アンリ様はカー君の腕の中で、荒い息をしながらも、私を睨む。



「あんたなんてっ!あんたなんてっ!死んでしまえばいいのに!!!」

声高に、アンリ様が叫んだ。




―――アンタナンテ、シンデシマエバイイノニッ!!!




・・・ドクンッ・・・



――私は・・・誰かに、そう言われた事がある・・・







そう気づいたと同時に、私は意識を手放した。





「ヒカリッ!?」

ナオ様の、焦った声を聞きながら・・・―――















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