守ってくれますか?
――が・・・


バンッ!!!!!



カイト自身がこちらに来た。





「ナオ様!ご報告申し上げます!ログがいません!!」


カイトが心配そうに叫んだ。


ログはカイトの馬だ。

とても可愛がっているのを知っている。



「ログが?なぜ・・・いや、それよりも今はヒカリが・・・」


言いかけて、ピンときた。



・・・もしかして、ヒカリはログに乗って行ったんじゃないか?


ここからフォーナタウンまでは、けっこうな道のりがある。


その可能性は、高い。






――・・・だとしたら・・・



ヒカリは、あともう数分でフォーナタウンに着くだろう。





「・・・急がねば・・・」



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