守ってくれますか?
「ナオ、様?」
なんでそんな顔をしているの?
「ヒカリ・・・すまなかった。もっと早く来ていればっ!!!!!」
その言葉に、不謹慎だけど、嬉しくなった。
気に掛けてくれることが、嬉しかった。
「ナオ様。来ていただいただけでもう、感動です。
私、ナオ様が来てくれていなかったら、最後まで進んでいたかもしれませんので・・・」
私の言葉に、ナオ様が顔を険しくさせる。
「俺は・・・来ないような男に見えるのか?}
え?!
なんでそうなる!?
「違います!ナオ様は一国の王子で、そんな人が来てくれるのは奇跡みたいなもので・・・」
「・・・一国の王子、か。」
ナオ様が自嘲気に笑った。
「その一国の王子は、好きな女さえ守れないのか。」
ぼそっと呟いたその言葉は、私には聞こえなかった。
なんでそんな顔をしているの?
「ヒカリ・・・すまなかった。もっと早く来ていればっ!!!!!」
その言葉に、不謹慎だけど、嬉しくなった。
気に掛けてくれることが、嬉しかった。
「ナオ様。来ていただいただけでもう、感動です。
私、ナオ様が来てくれていなかったら、最後まで進んでいたかもしれませんので・・・」
私の言葉に、ナオ様が顔を険しくさせる。
「俺は・・・来ないような男に見えるのか?}
え?!
なんでそうなる!?
「違います!ナオ様は一国の王子で、そんな人が来てくれるのは奇跡みたいなもので・・・」
「・・・一国の王子、か。」
ナオ様が自嘲気に笑った。
「その一国の王子は、好きな女さえ守れないのか。」
ぼそっと呟いたその言葉は、私には聞こえなかった。