守ってくれますか?
2人は明るく笑い合った。


「「大丈夫大丈夫!!」」



どこまでも明るい・・・軽やかな笑い声。





「・・・だから、心配ないよ。ヒカリ、ヒカル・・・」

クウさん・・・いや、お母さんが、優しく微笑む。



「パパに、任せとけっ!」

にっとフウさん・・・お父さんが笑う。



お父さんの、その笑顔は・・・


ヒカルの笑顔にそっくりだった――。






あぁ・・・


あなた達は、本当に、私とヒカルのお母さんとお父さんなんだね・・・









初めて見た両親の姿に・・・


胸が熱くなった。




つうっと、涙が頬を伝う。






私とヒカルは・・・


ちゃんと、愛されていたんだね・・・


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