守ってくれますか?
「呼んだって・・・」

「こいつらに、俺らが本当の兄妹じゃねぇって話したんだよ。」


あ、そーゆーこと・・・・・・



「話したんだ。」

「おう。俺らのことも、全部話した。」

「そっか。ゴメン。私も話すの手伝うべきだった。」

「や、いいって。余計ややこしくなるから。」

「ヒドッ!!」




・・・・・・・・ん?

待てよ・・・もしや・・・・・




「ナオ様達にも、話したの?」

「おう。ここにいる全員に話した。」

「へぇ・・・・・・って、えぇーーーー!!!!」


マジですかっ!!




「なんだよ。まずかったのかよ。」

「だ、だってナオ様は一国の王子様で・・・・・・」

「世話になってんだろ?話すのが筋ってもんだ。
そーだよな?ナオ。」


な・・・ナオ!?
まさかの呼び捨て!?




「ああ、そうだな。ヒカル。」


ちょっ・・・えぇえええ!!!!!

ナオ様も同意しちゃったよ・・・
っつーか、ヒカルの呼び捨てっていいの?




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