守ってくれますか?
「ヒカリ・・・無理に笑うな。こっちが辛い。泣きたいなら、泣け。」


ナオ様はそう言うと・・・・・




!!!!!





グッと私を引き寄せた。

私は、ナオ様の腕の中にすっぽりと収まってしまった。



ドキドキドキドキ・・・・・


心臓の音、聞こえないかな?


ナオ様の体・・・熱い。

でも、心地いい。




でも、この腕の中に、私は本来、収まっちゃいけないんだ。





ぽろっ




そう思ったら、涙が一粒零れた。





そして・・・・・




ぽろぽろぽろぽろ・・・・・




止まらなくなってしまった。








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