守ってくれますか?
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「はぁっはぁっ」
私は荒い呼吸を整えていた。
ここは、ナオ様の部屋を出たらすぐの通路。
今は早朝で、柔らかな弱い日差しが窓から入ってきていた。
・・・・・死ぬかと思った・・・
どうやら昨日はあのまま寝てしまったらしく、目が覚めたら、ナオ様の綺麗な顔のドアップ!だった。
心臓が飛び跳ねた。
この調子じゃ、私は確実に死ぬと考えたから、なんとかかんとかナオ様の腕の中から脱出し、通路に出た。
そして、平静さを取り戻そうとしているってわけ。
「ふぅ・・・・・」
なんとか落ち着いてきたぞ!
「あー!ヒカリ発見ー☆」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?
この声って・・・・・・・・・