守ってくれますか?
「な、なんてことを・・・・・」


「簡単だったよ~♪」

「ふぁ~・・・眠いー・・・・・」


・・・・・・・・・・・おいおい、お2人さん。

能天気すぎ。
事の重大さを理解してないでしょ。



「はぁ~・・・・・。ま、しょーがないか。警備に問題があったんだ。うん。そーに違いない!警備が悪い!!」


私は警備のせいにしておくことにした。

だって、警備が甘かったから、こんな奴らが入り込んじゃったんだよ!!



「警備には問題ないと思うよ。あたし達が“力”使っちゃっただけだし。」

「は・・・はぁ!?“力”使ったの!?」

「うん。あたしが“睡眠魔法”、ヒカルが“記憶操作能力”を使った。」

「さ、さらっと何言って・・・・・・だ、だだだ、ダメでしょーがーー!!!」



私は叫んだ。



何やってんだコイツらはーーーーーっ!!!!!







シオンが瞬きをした。

ヒカルが目をパッチリと開けた。



そして・・・・・・・・・・




「なんだ?」



ナオ様が、部屋から出てきちゃいました。






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