守ってくれますか?
「計画としては・・・明日【魔の島】へ行き、中心部を破壊しまくる。で、現れるであろう“漆黒の神”と戦い、彼らを全滅させる。以上!!」



・・・・・・・・・・・・・え?

『以上!!』って・・・・・



「それだけ?」

「それだけ。」


「・・・・・おおざっぱすぎない?」

「だって何が起こるか分かんないし。細かい計画立てても無駄無駄。」


え、えぇー・・・・・


「そ、そんなもん?」

私はヒカルに聞いた。

ヒカルはコクリと頷いた。


「そんなもんだ。俺もシオンの考えに賛成。何が起こるか分かんねぇ。臨機応変に対応すんのが1番いい。」



な、なるほど?




「まぁ、2人がそう言うなら、それでいっか。」


私は頷いた。




「ってか、計画ってそれだけ?」

「「もちろん。」」



『もちろん』って・・・
ハモってるし・・・



「計画っていえんの?コレ・・・・・」


私は小さく呟いた。





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