守ってくれますか?
「まさか俺の言葉を聞いて、俺以外の奴をヒドイと思うとはな。
・・・しかも、俺相手にハッキリと意見を言うとは・・・・・」
考え深げに王子様は言う。
私の行動、そんなに変わったことかなあ?
「俺相手に、そんなにハッキリ意見を言ったのは、ヒカリが初めてだな。」
王子様は笑って言った。
ドキッ!!
その穏やかな笑顔に、一瞬鼓動がおかしな音を立てた。
・・・・・王子様。
その笑顔は反則です・・・。
不覚にもときめいてしまった自分の心に、私は鞭を打つ。
ときめいてんじゃないよ!ヒカリ!!
あんた、男を意識する余裕なんてあんの?
ないだろ?
だいたい、相手は王子様だぞ?
私なんかがときめくなんて、失礼だろうが!!!
・・・私は現実に戻った。
そして、話を本題に戻した。
「王子様。とにかく、王子様のような高貴なお方と、私のような汚らわしい者が一緒に寝るなど、とんでもないことでございます。
どうか、考え直してくださりませんか?」
「考え直す気など、全くない。ヒカリは俺と寝るのだ。」
王子様、即答しないでください・・・
「ナオ様、ヒカリの言うとおりですぞ。どうか、考え直しを・・・」
「うるさい。」
王子様がイライラと言う。
「お前ら2人とも、俺に逆らえるとでも思っているのか?」
その言葉に、私もじいやさんも、ぐっとつまった。
「逆らえないのだろう?
ヒカリ、来い。」
王子様が私の手首をつかみ、ドアノブに手をかけた。
・・・・その時・・・
「あ!いたいた!!ナオ~!お前人を買ったんだって?」
陽気な声が聞こえた。
・・・しかも、俺相手にハッキリと意見を言うとは・・・・・」
考え深げに王子様は言う。
私の行動、そんなに変わったことかなあ?
「俺相手に、そんなにハッキリ意見を言ったのは、ヒカリが初めてだな。」
王子様は笑って言った。
ドキッ!!
その穏やかな笑顔に、一瞬鼓動がおかしな音を立てた。
・・・・・王子様。
その笑顔は反則です・・・。
不覚にもときめいてしまった自分の心に、私は鞭を打つ。
ときめいてんじゃないよ!ヒカリ!!
あんた、男を意識する余裕なんてあんの?
ないだろ?
だいたい、相手は王子様だぞ?
私なんかがときめくなんて、失礼だろうが!!!
・・・私は現実に戻った。
そして、話を本題に戻した。
「王子様。とにかく、王子様のような高貴なお方と、私のような汚らわしい者が一緒に寝るなど、とんでもないことでございます。
どうか、考え直してくださりませんか?」
「考え直す気など、全くない。ヒカリは俺と寝るのだ。」
王子様、即答しないでください・・・
「ナオ様、ヒカリの言うとおりですぞ。どうか、考え直しを・・・」
「うるさい。」
王子様がイライラと言う。
「お前ら2人とも、俺に逆らえるとでも思っているのか?」
その言葉に、私もじいやさんも、ぐっとつまった。
「逆らえないのだろう?
ヒカリ、来い。」
王子様が私の手首をつかみ、ドアノブに手をかけた。
・・・・その時・・・
「あ!いたいた!!ナオ~!お前人を買ったんだって?」
陽気な声が聞こえた。