守ってくれますか?
第4章
クーデター開始!
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「あははははっ!マジか~」
シオンが面白そうに笑う。
「あーあ。あんなおおざっぱな計画だったのに、潰れるとは。」
ヒカルが面倒くさそうに言う。
「予想外だな。どうする?」
ナオ様がクールに聞く。
「・・・・・皆さん、あの、もうちょっと危機感もちません?」
私が冷や汗をかきながら言う。
「大丈夫♪ヒカリが全員分の危機感もってっから。」
ヒカルが気楽に言う。
・・・・・・・・・・・いや。マジで。
ヤバイんじゃないの?
―――私達の前には、大勢の【魔の国】の役人・・・つまりは敵が、構えていた・・・・・・・・。
ヤバイって、コレ・・・。
冷や汗が、私の頬を伝った。