守ってくれますか?
―ヒカリside―


はぁっ
はぁっ

はぁっ
はぁっ



「くそっ」

思わずぼやく。


やってらんない!
なんだよこの敵の数!!






―――私達は今、もの凄い数の敵を突破しようとしていた。





「この数からして・・・もしかしたら、クーデターを起こすことを知られていたのかもしれない。」


ナオ様の呟きに、ヒカルが大きく頷いた。


「その可能性、大いにあるな。いや、そうとしか考えらんねぇよ。だってこの数だぜ?」



「うわぁー!どーにかなんないのぉ!?」

私、発狂。


「ああーー!!!うっせぇヒカリ!こーなったら、全員ヒカリの色気でおとせ!」

「んな無茶な!!」

「無茶じゃねぇ!全員男だっ!!!」

「いやいや、無茶すぎるからっ!」


あーもー!きり無いよっ!!!

ヒカルは超テキトーだし!


・・・・・・・あー・・・なんか超イライラしてきた。





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