守ってくれますか?
私はアインに、視線を向けた。
「レインはどこ?」
アインはニヤッと笑う。
「へぇ。お姫様自ら行くってか。レインに惚れてたりする?あ、それとも俺に惚れた?いーよ、今夜、2人でさぁ「うるさい。」
バカな長い話を私はスパッと遮った。
「うるさいって、ヒッデェー」
「お姫様の通りだ。アイン、お前はうるすぎんだよ!しかもありえないことをベラベラと・・・。お姫様がお前に惚れるわけねぇだろうが!」
「えー・・・でも、絶対とは限らねぇじゃん?」
「「ありえない」」
私とハレスの声がハモる。
・・・・・敵とハモるなんて・・・・・
「不覚。」
「・・・・・・お姫様、“不覚”って、酷くないか?」
ハレスが苦笑いしている。
・・・・・無視しよう。うん。それが手っ取り早い。
私はビローを見た。
「レインはどこ?」
「俺に勝てば教えてやる。」
・・・・・・・・・ほぉ・・・・
「1番マトモじゃん。いーよ、勝ってやるよ。」
「はっ!俺に勝てるかよ。だが、その度胸は買ってやろう。」
「あ?なんだその口はぁ!お前なんか、一瞬で殺してやらぁ!!」
「できるもんなら、やってみな!!!」
お互いが殺気を出した時――
「「わぁー!待った待った!!!」」
アインとハレスが私とビローの間に入ってきた。
「レインはどこ?」
アインはニヤッと笑う。
「へぇ。お姫様自ら行くってか。レインに惚れてたりする?あ、それとも俺に惚れた?いーよ、今夜、2人でさぁ「うるさい。」
バカな長い話を私はスパッと遮った。
「うるさいって、ヒッデェー」
「お姫様の通りだ。アイン、お前はうるすぎんだよ!しかもありえないことをベラベラと・・・。お姫様がお前に惚れるわけねぇだろうが!」
「えー・・・でも、絶対とは限らねぇじゃん?」
「「ありえない」」
私とハレスの声がハモる。
・・・・・敵とハモるなんて・・・・・
「不覚。」
「・・・・・・お姫様、“不覚”って、酷くないか?」
ハレスが苦笑いしている。
・・・・・無視しよう。うん。それが手っ取り早い。
私はビローを見た。
「レインはどこ?」
「俺に勝てば教えてやる。」
・・・・・・・・・ほぉ・・・・
「1番マトモじゃん。いーよ、勝ってやるよ。」
「はっ!俺に勝てるかよ。だが、その度胸は買ってやろう。」
「あ?なんだその口はぁ!お前なんか、一瞬で殺してやらぁ!!」
「できるもんなら、やってみな!!!」
お互いが殺気を出した時――
「「わぁー!待った待った!!!」」
アインとハレスが私とビローの間に入ってきた。