守ってくれますか?
「そうでしょ・・・?おにいちゃん・・・。わたしは・・・ロゼだよ?しってる・・・・・・でしょ?・・・・・・レインおにいちゃんっ・・・・・・」


瞳から、光が消えていく。



ガクッ



ゼロは意識を失った。






「はぁ・・・・・」

困惑を隠せない私の前で、レイン様がゼロを抱きかかえながら、ため息をついた。


「リヨン・・・魔神に話したな・・・・。だから、ゼロは・・・・・」

小さな呟き。


リヨン?
魔神?




どういう事――?




「レイン様・・・・・」


私の呼びかけに、レインは私を見た。



コクリと一つ頷く。


「ヨナ・・・お前には、話しておこうと思う。漆黒の神副リーダーとして。」



私は息を吸い込んだ。


「分かりました。お話ください。」



ゼロのことを・・・教えてください。レイン様―――





―ヨナside end―
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