守ってくれますか?
これまでの話の中で、レインのヒカルへの興味は出てこなかった。
怪訝に思っていると、ヨナがムッとしたように俺を睨みつけた。
「本当のことよ。レイン様のことを1番見ているのは、紛れもなく私よ。それは、絶対保障できる。」
うん。それは、俺もわかる。
「だが・・・・・」
「ヒカルは、有能だからよ。」
「は?」
「だから、ヒカルは有能だから、知りたいと思っていたの。」
ヨナがイライラと言った。
「ヒカルって、有能なのか?」
「あれ?ヒカルの戦いぶりとか、見てない?すごく効率的よ。2つの超能力を上手く使ってる。」
俺は、ヒカルの戦いを思い返してみた。
・・・確かに。
最初の役人達には、先手必勝でさっさと意思を操縦してしまったし、ハレスとの戦いでは、情報をしっかり掴んでいた。
「・・・ヒカルって、すごかったんだな。」
「言われて気付くなんて、ナオもまだまだね。」
「うるさい。」
「ハイハイ。ともかく、ヒカルは有能だから、その頭脳に興味があるのよ。レイン様は。」
なるほど。
「だから、2人いればなんとかなると?」
「たぶんね。1つ言える事があるとすれば、私じゃ絶対に無理だってことよ。それは認めるわ。私では、絶対的に無理。」
「なぜ、決め付ける?」
「私も、闇に溺れているから。」
ヨナは、低い声で呟いた。
怪訝に思っていると、ヨナがムッとしたように俺を睨みつけた。
「本当のことよ。レイン様のことを1番見ているのは、紛れもなく私よ。それは、絶対保障できる。」
うん。それは、俺もわかる。
「だが・・・・・」
「ヒカルは、有能だからよ。」
「は?」
「だから、ヒカルは有能だから、知りたいと思っていたの。」
ヨナがイライラと言った。
「ヒカルって、有能なのか?」
「あれ?ヒカルの戦いぶりとか、見てない?すごく効率的よ。2つの超能力を上手く使ってる。」
俺は、ヒカルの戦いを思い返してみた。
・・・確かに。
最初の役人達には、先手必勝でさっさと意思を操縦してしまったし、ハレスとの戦いでは、情報をしっかり掴んでいた。
「・・・ヒカルって、すごかったんだな。」
「言われて気付くなんて、ナオもまだまだね。」
「うるさい。」
「ハイハイ。ともかく、ヒカルは有能だから、その頭脳に興味があるのよ。レイン様は。」
なるほど。
「だから、2人いればなんとかなると?」
「たぶんね。1つ言える事があるとすれば、私じゃ絶対に無理だってことよ。それは認めるわ。私では、絶対的に無理。」
「なぜ、決め付ける?」
「私も、闇に溺れているから。」
ヨナは、低い声で呟いた。