守ってくれますか?
「そこの4人!なんて反応するんだっ!!!」


「や、だってまさかヒカリに・・・」

シオンがあわあわと言う。


「マジかよー?あっりえねー」

アインが首を振りながら言う。


「だって、ヒカリに好きな人など・・・ありえない。」

ハレスが目を見張りながら言う。


「まだお子様だろ?好きな人なんて、百万年早いぞ、ヒカリ。」

ビローが生真面目に言う。



「よし!全員骨折ってやろう!私ご自慢の破壊能力で★」

黒い笑いを浮かべ、4人にに近づく。


「「ぎゃーーーっ!!!」」

そう叫ぶのはシオンとアレス。


「わぁ!ゴメン!冗談だからっ!!!」

そう慌てるのはハレス。


「本当の事だ。」

そうデンと構えるのはビロー。


まずはビローからだね★ふふっ♪


ビローに近づいていったとき、かすれた声が聞こえた。




「ヒカリ・・・好きな奴いたのか・・・・・?」




その声の主は―――ナオ様。






私の、好きな人・・・・・。




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