守ってくれますか?
私は勢い良くユウの方・・・私の背中の方に、顔を向けた。

「ユウッ!!母さんがどうしたの!!???」

そして、見てしまったんだ・・・・









血だまりの中に横たわる・・・・・


蒼白な、母さんを・・・


「「「うわああああああーーーーーーーーん!!!!!!」」」


「嫌!!お母さん!!!!いやあああああ!!!!!」


「うそだ!!うそだ!!!母さんーーーーーーー!!!!!!」


泣き声が、

嘆き声が、

聞こえた。


絶望が、見えた。


私は、くずれるように、座り込んだ。


そんな・・・

そんなっ!!!!
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