守ってくれますか?
だいたいこんなやつら、普通に気絶させられるし。

アンリ様の部屋をぐちゃぐちゃにしちゃいけないと思ったけど、ここには物なんてないし。


うん!やろう!


私はニヤリと笑った。


口を覆っている手の主の手首をグッとつかみ、ギリギリと捻りあげる。



「ああああああああ!!!!!」

男の絶叫。


「フッ。お兄さんもまだまだだねぇ♪」


たじろいだ他の男達にも、淡々と蹴りをいれる。

一発で倒れていく男達。


・・・・・・・・弱っ!!!


あっという間に全員倒しちゃいました★


超弱かった!



え、でも、この気絶した男達どうしよ・・・。

このまま、ってわけにはいかないだろうし。


うーん・・・・・


頭を捻っているとナオ様が駆けてきた。



「ヒカリッ!さっき男の叫び声が・・・って、え?」


あ。

ナオ様、驚いてる。
ぽけっとした顔してる。


まぁ、そうだよね。

目の前に気絶した8人の男達と頭を捻っていた私がいたんだもんね。

驚くよねー




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