守ってくれますか?
「・・・・・・当然だ。」


ナオ様はなぜかそっぽを向きながら言った。


???

なんでそっぽ向くの??


ちらりと見たら、ナオ様の耳が、赤かった。


・・・・・・・・なんで!?

熱!?まさかの!!!



「ナ、ナオ様っ!!!どうしたんですかっ!?耳が赤いですよ!熱ですかっ!?」

私はあたふたとナオ様に呼びかけた。


そうしたら、ムッとしたような声が返ってきた。


「耳が赤い?誰のせいだと思っている。」




・・・・・・・・・・へ?


誰のせい?

熱は、えっと・・・・・


「病原菌?」

「なんでそうなるっ!!!」


思いっきりつっこまれた。


え?

でも熱って、病原菌じゃない?

あ、もしかして、こっちかな?


「ウイルス?」

「熱じゃないっ!!!」


え。

まさかの!!!

熱じゃないの!?



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