守ってくれますか?
えぇー!!!


でも、じゃあなんで耳が赤いの?

誰のせいよ!



「・・・・・・・もういい。」

ナオ様の呆れた声が聞こえた。



・・・・・呆れられた。

なんで!?



「それより・・・この男達に何されそうになってたんだ?」


ギクッ


ナオ様・・・それを聞く?

それ、聞いちゃう?



「あ、はははは~。大したことじゃないですよ~☆それより、気絶してるこいつらどうしましょっか~」


ヘラヘラ笑って逃れようとする私。と、それを見ているナオ様。


視線痛すぎです・・・


「大したことじゃないのなら、言えるよな?」


ギクッ



「俺は聞きたいと言っている。これは“命令”だ。ヒカリ、俺に何をされそうになったのか教えろ。」



命令・・・って・・・


拒否権無いじゃないですかっ!



しょうがない・・・

覚悟を決めろ!ヒカリッ!!!




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