守ってくれますか?
「よぉ!ヒカル!!」

「んぁ?ヒカリか。なんだよ、話って。」


うわ!

いきなり本題ですかい!?




「う、ん。えっと・・・・・・・・・いい天気だねぇ・・・・・・」

「話って、それかよ。」

「いや!違うよ!?あの、順を追って言おうかなーとね!?」

「なんじゃそりゃ。ま、ヒカリらしーけどさ。」


ヒカルがからりと笑う。



私らしいって・・・・・・

私って、どういうイメージなわけ!?





「座れば?」

「あ、そーだね。失礼しまーす。」

「はいよ。」

「ヒカルの庭じゃないけどね。」

「いや、今俺が寝そべっているところは俺の庭だ。」

「なんでだよ。」

「俺が寝そべってるから。」

「どんな理屈だよ。」



呆れつつも、私はにっと笑った。


「ま、ヒカルらしーけどさ。」

「え。どういう意味・・・・・・」

「そのまんまの意味♪」

「なんか嫌だ。」

「ふふっ」


思わず笑みがこぼれた。




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