守ってくれますか?
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「あれから、私、ナオ様と会って、恋して、やっと・・・・・」
私は言葉を切り、ヒカルの黄金の瞳に、視線を絡ませた。
「やっと、ヒカルとのこと“思い出”にできたよ。
ものっすごく、甘くて、幸せで、苦しくって、哀しい、思い出にできたよ。」
ぎゅうっと、ヒカルの手を握る。
「私、ヒカルに、メチャクチャ惚れてました。
今でも、意味は違うけど、ヒカルのこと大好きだから!
私の初恋は、絶対変わんない。ヒカルだけだよ。
だから、これからも、よろしくね?
私、本当にヒカルのこと、大好きだか・・・・んん!?」
私は、何をされてるか理解できなかった。
瞳に写るのは、ヒカルの顔だけ。
超ドアップ。
そして、唇には・・・・・・
柔らかい、なにかが触れていた。