守ってくれますか?





―――――――――――・・・・・・・







「あれから、私、ナオ様と会って、恋して、やっと・・・・・」




私は言葉を切り、ヒカルの黄金の瞳に、視線を絡ませた。







「やっと、ヒカルとのこと“思い出”にできたよ。

ものっすごく、甘くて、幸せで、苦しくって、哀しい、思い出にできたよ。」




ぎゅうっと、ヒカルの手を握る。





「私、ヒカルに、メチャクチャ惚れてました。

今でも、意味は違うけど、ヒカルのこと大好きだから!

私の初恋は、絶対変わんない。ヒカルだけだよ。


だから、これからも、よろしくね?

私、本当にヒカルのこと、大好きだか・・・・んん!?」




私は、何をされてるか理解できなかった。



瞳に写るのは、ヒカルの顔だけ。

超ドアップ。


そして、唇には・・・・・・


柔らかい、なにかが触れていた。



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