守ってくれますか?
だけど、ちゃんと、応援できる。

ヒカリとナオを。


消えないけど、抱えて、前を向くことはできる。

伝えて、ハッキリ出来たから。








「好きだよ、ヒカリ。大好きだ―――」









だから、ナオと幸せになれよ?


笑っていろよ?


アンリっていう、性悪女になんか、負けんなよ・・・・・



って、負けねーか。


ナオ、ヒカリにベタ惚れみたいだし。


ヒカリがそれに全く気付いてないのには、内心驚いたけど。





脳裏に、ヒカリの、変わらない笑顔が浮かんだ。


無邪気で、明るくって、輝いてる、笑顔が浮かんだ。



俺は、一粒涙をこぼした後、手で涙を拭い、立ち上がった。



「さーてと!可愛い子探そーっと♪」


日の光を浴びながら、俺は思いっきり伸びをした。





―ヒカルside end―
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