守ってくれますか?
アンリ様の思い
―ヒカリside―
「はぁっはぁっ・・・」
使用人用の化粧室の中で、私は息を整えていた。
なぜか、涙が流れた。
それを消すかのように全力疾走した結果、まだ早朝だというのに、汗だくになってしまった。
「あっつ・・・・・」
メイド服、しめってる・・・気持ち悪い・・・。
というか私、汗臭くない?
「・・・・・・これから、仕事あるのに・・・・・・」
なんで私もう少し走るスピードを緩めなかったんだぁ!
ヒカルに背中押されて、頑張ってみようかな!なんて思ってたのにさ!!
「ナオ様に告白・・・・・・」
だけど私、実際問題として、できる?
いや、でもやんないと・・・
ヒカルに悪いし、なによりアンリ様と結婚しちゃう!
「やるなら今日、だよねぇ・・・」
先延ばしにしたら、結局できなさそうだし。
「でも、この匂いじゃ駄目だよね。」
くんくんくん・・・・
「臭っ!!!」
女子としてこの匂いはヤバイぞ私!!!
「はぁっはぁっ・・・」
使用人用の化粧室の中で、私は息を整えていた。
なぜか、涙が流れた。
それを消すかのように全力疾走した結果、まだ早朝だというのに、汗だくになってしまった。
「あっつ・・・・・」
メイド服、しめってる・・・気持ち悪い・・・。
というか私、汗臭くない?
「・・・・・・これから、仕事あるのに・・・・・・」
なんで私もう少し走るスピードを緩めなかったんだぁ!
ヒカルに背中押されて、頑張ってみようかな!なんて思ってたのにさ!!
「ナオ様に告白・・・・・・」
だけど私、実際問題として、できる?
いや、でもやんないと・・・
ヒカルに悪いし、なによりアンリ様と結婚しちゃう!
「やるなら今日、だよねぇ・・・」
先延ばしにしたら、結局できなさそうだし。
「でも、この匂いじゃ駄目だよね。」
くんくんくん・・・・
「臭っ!!!」
女子としてこの匂いはヤバイぞ私!!!