守ってくれますか?
ヒカルがふっと笑ったのが分かった。
「素直じゃねーんだな。」
そんな言葉と共に、再び頭にヒカルの手が乗った。
「素直じゃないわけないじゃないっ!」
嘘。
本当は、ものすっごく素直じゃない。
でも、だって、恥ずかしいじゃないの・・・
今まで全然話した事もない人に、頭を撫でててもらいたいなんて・・・
なぜかは分からないけれど、すごく、安心するなんて・・・
言えないじゃない。
「つくづく、素直じゃねーんだな。」
呆れたような、けれど優しい口調のヒカル。
私はそっぽを向いたまま。
その口調に、また顔が熱くなったんだもの。
ヒカルの手は、大きくて、優しげで、温かくて――
凄く、安心する。
もっと触れていてって思ってしまう。
「アンリって、素直じゃないけど、けっこう可愛いんだな。」
その言葉に、顔はさらに熱くなり、心臓がうるさく騒ぎ始めた。
――私がこの気持ちの正体を知るのは、もう少し先の話――
―アンリside end―
「素直じゃねーんだな。」
そんな言葉と共に、再び頭にヒカルの手が乗った。
「素直じゃないわけないじゃないっ!」
嘘。
本当は、ものすっごく素直じゃない。
でも、だって、恥ずかしいじゃないの・・・
今まで全然話した事もない人に、頭を撫でててもらいたいなんて・・・
なぜかは分からないけれど、すごく、安心するなんて・・・
言えないじゃない。
「つくづく、素直じゃねーんだな。」
呆れたような、けれど優しい口調のヒカル。
私はそっぽを向いたまま。
その口調に、また顔が熱くなったんだもの。
ヒカルの手は、大きくて、優しげで、温かくて――
凄く、安心する。
もっと触れていてって思ってしまう。
「アンリって、素直じゃないけど、けっこう可愛いんだな。」
その言葉に、顔はさらに熱くなり、心臓がうるさく騒ぎ始めた。
――私がこの気持ちの正体を知るのは、もう少し先の話――
―アンリside end―