守ってくれますか?









沈黙。





ぎゅっと拳を握り締め、俯く。





何を、言われるんだろう。



ナオ様は優しいから・・・そんなに酷いことは言わないよね?










「ヒカリ・・・・・それ、本当なのか?」



ナオ様の、信じられない、という声が頭上から降ってきた。





「本当、ですよ。冗談でこんなこと、言えるわけないじゃないですか・・・・・・」



私は俯いたまま、小さく答える。






――すると、突然―――――










< 592 / 598 >

この作品をシェア

pagetop