守ってくれますか?
「へっ・・・・・・」
温かい物に包まれた。
数秒後、温かい物がナオ様だと気付き、同時にナオ様に抱きしめられたんだと認識した。
「って、ナオ様・・・?」
なんで・・・これって、どういうわけなの?
「ヒカリッ・・・・・マジかよ。信じらんねぇっ!
すげぇ・・・嬉しい・・・・・」
私の首筋に顔を埋めたナオ様の、底抜けに明るい声に、ますます訳がわからなくなる。
「え・・・っと・・・・?」
「俺も、好きだよ。」
そっと体を離され、紡がれた言葉に、唖然とする。
「俺も、ヒカリが好きだ。
だから・・・・・・
俺の女になってくれるか?」