守ってくれますか?
まあ、女だからいいんだけど・・・

「あの、私の下着とワンピース、知りませんか?ここに置いておいたんですけど・・・・」

ぽっちゃりとした、30歳ぐらいの優しそうな女の人に聞いた。

「ああ、それでしたら、下着は洗ってますわ。ワンピースの方は処分しました。」

「あ、そうですか・・・ってええ!!?」

ちょっと、何さらっと言ってるんですか?!

「私、どうすれば・・・・・」

裸はキツイよ。私でも・・・

「・・・なので、代わりの下着と寝巻きを持ってきましたわ。」

「・・・・・・へ・・・」

ぽっちゃりした女の人の言葉に、一瞬呆然としてしまった。

代わり??

「ヒヨリ、持ってきてちょうだい。」

「はい!ヨウコさん!只今持ってまいります!!」

元気良くそう言うと、女の子がどこかへ駆けていった。


ぽっちゃりしている女の人がヨウコさん?

そんで、元気良く返事をした、女の子?が、ヒヨリさん?

ヒヨリさんは、私と同い年かな?


2人共メイド服を着ているから、メイドさんなんだろう。


そんなことを、ぼんやり考えていると、ヒヨリさんが帰ってきた。


「持ってきました!」

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