クールな美女と腹黒王子の恋戦記


お昼になりみんな食堂に向かう


「里奈!私たちもお昼にしよ。


聞きたいこともあるし。」


あぁ
やっぱり佳奈は気付いてたか


「はいはい。」


「昨日私が帰った後何があったか詳しく話しなさいよー。」


そうして
食堂に向かっていると

私の前に立ちはだかる男


「里奈さんですよね?」

爽やかな微笑みを浮かべながら
私にハンカチを差し出す


「あなたのですよね、これ。
ホテルに忘れて行ってましたよ。」


今朝隣にいたのは
この人だったのか

「ちょっと!山本くんじゃない!

先食堂行ってるから、ちゃんと説明してよね!」


佳奈は耳元でそういって
ニヤニヤしながら去って行く

< 7 / 15 >

この作品をシェア

pagetop