16歳で妊娠~相手は親友の彼氏~

「ねぇ、綾。あたし、

悠介のところに行ってくる」


「うん。行っといでー♪」


綾が手を振ってくれることをいいことに、

あたしは悠介のもとへと向かう。


「ねぇ、悠介」


悠介のもとに着くと、

あたしは悠介のとなりへと腰をおろす。


「ん?」


「あのさー、なんで体育やんないの?」


──ビクッ。


……一瞬、悠介の肩がビクついた気がした。


 
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