16歳で妊娠~相手は親友の彼氏~

太一はきょろきょろと辺りを見渡すと、

あたしの耳に顔を近づける。


「えっ!ちょっ、太一!?」


あたしの顔はもう真っ赤だった。


だけど太一はそれを無視して

あたしの耳にささやく。
   

「あのさー、今日、夜、時間ある?」


うん、と、あたしは顔を縦に振る。


「じゃあさー」


ドキンッと、心臓が高鳴った。


 
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