大好きなキミへ
駿也side




あー、女が周りで騒いでる。


そんなのも、慣れた。




今年も真夕とは、一緒で


なんら、変わらない毎日を


過ごしているような


気分になる。





でも、真夕が本田って奴と


話してるのを見ると


何故かイライラして、無償に


たまらない気持ちになる。




あぁぁー、なんなんだよ。これ!




俺は、自分の席で顔を机に付けて


空を見上げていたら、


話し掛けられた。アイツに。




なんで俺だったんだろうと


心の底から思う。


「駿也くん。委員長任せたよ!」


押し付けられた…。




原因が想像できてしまう自分が嫌だ…



はぁ…。やるか。

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