大好きなキミへ
駿也、委員長になってやんの~


超ウケルんですけど。


女子の方は、立候補者が多くて決まられていない





「真夕さんが絶対にやりたいそーです。」




はっ?今誰が言った?





「とーしーやぁぁ。」






こいつニヤニヤ笑ってやがる。



でも、別に周りにやりたいって思ってる


女子なんかたくさんいるし。





「私、たくさん立候補してる人いるんで、大丈夫です。」




「あーら、優しいのね。じゃぁ、真夕さんに決めましょう」




えっ?今なんて…







「お前も仲間入りだ」






「よろしくね?駿也さん。真夕さん。」




「「よろしくお願いします。」」



「じゃぁ、決まったところで入学式まで解散」





先生が出て行ったあと、駿也に声をかけようと


したら…


女子に阻まれた。




そして、なぜか、あたしの前に女子がいて…


なぜか、男子も。



「ちょっといいかな?」



「いいですけど…。」



「駿也くんとは、付き合ってるの?」


みんなに聞かれるんですけど。


「付き合ってないです。」





声をかけてきた女子と男子たちは、嬉しそうにしていた。



きっと、付き合ってないことを知って



嬉しいと思っているんだろうな。















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