黒い蝶




ゆっくりとそいつは頷く。



そして、黒い布を剥いだ。





紫羽「…一くん……」




斎藤「紫羽…何故ここに?」





紫羽「…近くの宿に滞在していたら、窓から浅葱色の羽織が見えて…


気になって来てみたんです。」




斎藤「…そうか。」






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