黒い蝶




紫羽「私達はとても仲良くなって…

父の許可も得たので、一緒に剣術の稽古をしたり、勉強をしたりしました。




幸せでした。

これがずっと続けばいいなって願っていた。






……でも、私の願いが叶えられることはなかった。」



斎藤「っ………」




紫羽の表情はあまりにも切なくて、俺は息を呑んだ。











その時───
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