黒い蝶




紫羽「彼が全てを思い出したその時…



彼は壊れてしまうかもしれない。」




紫羽以外「「「「っ……!!?」」」」





みんなが息を呑む。




藤堂「血に染まってる、って言っても!!


今だって人を斬ったりしてるし…」




紫羽「それは他人でしょう?


彼の記憶には、自分の親や兄弟、親戚を殺されたことが刻まれています。






恐らくとても鮮明に……」




< 288 / 427 >

この作品をシェア

pagetop