黒い蝶





紫羽「…突然、出て行くなんて言ってすみません。」


藤堂「いや。俺も…その、色々と、ごめん。」


紫羽「一生会えないわけじゃないんですよ?

こまめに文も出します。」


藤堂「…あぁ。紫羽からの文、楽しみにしてるな。」





紫羽は笑って頷いた。

その姿が愛おしくてしょうがない。






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