あなたが私を嫌いでも……。
「さ~やちゃん?」
ズワワワっと鳥肌が立つのが分かった。
仕方ないか……。
キィィィ……
「お、やっと開けてくれた。なんで閉めんだよ?」
「そ、それは…まだ夢かなぁって思いまして………」
ダメだ。
言い訳なんて思いつかない。
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